西砂川ニュース:地元の貴重な歴史本「昭島消えた五つの鉄道」昭島市教育委員会が編纂・発行

 

昭島市教育委員会は、五日市鉄道はじめ、かつて昭島市内を走っていた鉄道の歴史や関連資料をまとめた小冊子「昭島消えた五つの鉄道」を編纂しました。

五日市鉄道は1930年に立川駅〜拝島駅間(8.1㎞)が開通。昭島市内には7駅(郷地ー武蔵福島ー南中神ー宮澤ー大神ー武蔵田中ー南拝島)が設置されていました。

そのほか、五日市鉄道の支線や、砂利運搬専用の「多摩川砂利木材鉄道」、トロッコ線の「西尾組砂利軌道」、青梅線中神駅から分岐し、戦後は米軍立川基地に燃料などを運んだ「中神引込線」も紹介しています。

昭島市内に残る資料や写真のほか、都公文書館や鉄道博物館などが所蔵する資料なども交えながら、詳細な説明が記され、廃線跡をめぐるガイド本としても利用できます。

小冊子「昭島消えた五つの鉄道」はA5判サイズ、130ページ。JR昭島駅北口の昭島観光案内所や同市役所社会教育課などで、500円(税込)で発売中です。

お問い合わせは、昭島市教育委員会社会教育課(042-544-5111)まで。

★JR昭島駅北口の昭島観光案内所では初版本すでに完売。11月末に重版出来、入荷の予定です。(11月11日(土)現在)