月別アーカイブ: 2017年3月

西砂川ニュース:五日市街道天王橋交差点の拡幅および歩道整備工事が完了

 

昨年末から行われていた天王橋交差点の拡幅および歩道整備工事が完了し、供用が開始されました。

西砂町方面から多摩大橋通りへ右折する車線が新規に設けられ、渋滞の減少につながるものと期待されます。

同時に歩道の拡幅整備も行われ、新たに上下両側に歩道が設けられました。

 

西砂川ニュース:スピードクライミング専用ウォールがモリパークアウトドアヴィレッジに登場

 

2020年東京五輪の実施競技となったスポーツクライミング。その国際連盟公認仕様のスピードクライミング専用ウォールがモリパークアウトドアヴィレッジに登場です。

モリパークアウトドアヴィレッジでは、完成を記念して海外トップクラスの選手によるエキシビジョンマッチ『SPEED STARS 2017 SPEED CLIMBING CUP』を開催します。

頂上を目指して繰り広げられるワールドクラスのパフォーマンスを間近でお楽しみください。

2020年東京五輪を目指す日本の若きアスリートたちがしのぎを削る『第3回スポーツクライミング東京選手権大会』のスピード種目も同日開催。

〈日にち〉
4月16日(日)
〈時間〉

11:00~ 3回スポーツクライミング東京選手権大会スピード種目
15:00~ SPEED STARS 2017 SPEED CLIMBING CUP
〈場所〉
スピードクライミングウォール前

詳しくは下記画像をクリックしてチラシをダウンロード(PDF1MB)してご確認ください。

西砂川ニュース:多摩都市モノレール箱根ヶ崎延伸 第4回「軽便鉄道の記憶 1世紀を経て」

 

第9回多摩モノレール写真コンクール入選作品 デヴィッド ・ウィリアムズさん

前回「武蔵村山市は東京都で唯一、固定軌道(鉄道やモノレール)による交通機関がない市」とお伝えしました。では本当にこの地には、固定軌道による交通機関はなかったのでしょうか。第4回は「軽便鉄道の記憶 1世紀を経て」です。

市誕生の遥か以前に

武蔵村山市は1970年(昭和45年)の市政施行によって誕生しました。実はその遥か以前まで歴史を遡れば、固定軌道による交通機関があったのです。それが「羽村山口軽便鉄道」です。

明治時代になって東京は急速に都市化が進み、水不足が深刻な問題となってきました。そこで東京府は、狭山の地に新しい貯水池(現在の多摩湖)を作り、羽村堰から多摩川の水を引くための導水管埋設工事を行うこととしました。

その時に敷設されたのが「羽村山口軽便鉄道」で、1921年(大正10年)のことでした。

貯水池は完成したものの東京の水不足は続き、1928年(昭和3年)にはさらにすぐ隣に人造湖(現在の狭山湖)を造成することとなりました。

今度は多摩川から砂利を運搬するため、再び「羽村山口軽便鉄道」が活用されました。

 近代日本を築いた立役者

まだトラックやダンプカーなどの大型輸送用機器があまり普及しておらず、“人力”が主要な運搬手段だった時代、軽便鉄道は大きな戦力でありました。明治以降の近代日本を築き上げた最大の功労者といっても過言ではありません。

「羽村山口軽便鉄道」横田トンネルでの記念撮影(写真:武蔵村山市教育委員会)
軽便鉄道ディーゼル機関車 日本近代化を支えた(写真:武蔵村山市教育委員会)

軽便鉄道はその名の通り、手軽で便利な鉄道のこと。現在の鉄道と比べればおもちゃのような交通機関でした。

それでも当時は産業界を支える逞しい存在として、日本各地に敷設されました。

動力源はディーゼル駆動で、機関車は現在のコンパクトカー程度の大きさであったと言われています。

 廃線跡に沿って

「羽村山口軽便鉄道」の廃線跡は、今でも辿ることができます。瑞穂町のIHI前から北東に向けまっすぐに伸びる「野山北公園自転車道」がそれです。現在でも隧道として利用されている「横田トンネル」もその一部です。

廃線跡ブームとのことで、「羽村山口軽便鉄道」の軌跡を訪ね歩く観光客も多いと聞きます。

また多摩湖に抜ける廃線跡に沿って、新交通システムが営業運転されています。レオライナーと呼ばれる「西武鉄道山口線」です。

レオライナーは軽便鉄道廃線跡に沿って走る

 「三ツ木駅(仮称)」での出会い

もしレオライナーが「羽村山口軽便鉄道」廃線跡に沿って、武蔵村山市まで延伸されていたとしたら、狭山丘陵を含む巨大な観光商圏が武蔵村山市を中心に形成されていたかも知れない・・・いえいえ、それはいくら何でも“儚い夢の物語”でしかありません。

1921年に敷設された「羽村山口軽便鉄道」と、2020年以降に事業完成予定(年度未定)の多摩都市モノレール箱根ヶ崎延伸。

約1世紀を経て交差する過去と未来のふたつの固定軌道は、新しくできる予定の三ツ木駅(仮称)のすぐ近く、三ツ藤あたりで出会うことになります。

そんな歴史を感じながら、多摩都市モノレール箱根ヶ崎ルートの開通を楽しみに待ちたいと思います。

 

リンク
多摩都市モノレール箱根ヶ崎延伸 第1回「そのルートと新青梅街道の役割」

多摩都市モノレール箱根ヶ崎延伸 第2回「新しい駅名を勝手に考えてみた」

多摩都市モノレール箱根ヶ崎延伸 第3回「武蔵村山市の野望」

【参考文献・ウェブサイト】

東京圏における今後の都市鉄道のあり方について 交通政策審議会
ダウンロード2MB

武蔵村山市「新青梅街道沿道地区まちづくり計画案」
ダウンロード21MB

武蔵村山市HP 多摩都市モノレールの概要

東京都都市整備局HP 都市計画プロジェクト

多摩都市モノレール株式会社HP

モノレール・オブ・ジャパン・ウェブサイト

東大和市の鉄道小歴史

 

 

 

西砂川ニュース:横田基地イーストゲート「サクラ・スプリング・フェスティバル」4月1日(土)一般開門

 

横田基地では、イーストゲート「スプリング・フェスティバル」 SAKURA SPRING FESTIVALを4月1日(土)11:00〜16:30に開催します。

第17イーストゲート(東ゲート:七中横の通りを北に向かった所にあるゲートです)を一般開門。樹齢40年以上の桜が両側に植樹された約500メートルにわたる並木道をお楽しみいただけます。入場無料です。

会場では、ボリュームたっぷりの「ハンバーガー」、「ニューヨークチーズステーキ」といったアメリカンフードや、ビール、日本酒、チューハイなどのアルコール類も販売。日本円、米ドルどちらでも支払い可能です。

徒歩のみでの入場となり、16歳以上の方の入場には、入門に際して国籍の確認出来る写真付身分証明書の提示が必要です。

西砂川ニュース:圧巻!2.5㎞の桜並木「第34回ふっさ桜まつり」3月25日(土)から開催

 

福生市では、多摩川堤防沿いの桜を楽しむ「第34回ふっさ桜まつり」が3月25日(土)から4月2日(日)までの9日間開催されます。

多摩川の堤防に沿って永田橋から睦橋まで続く桜並木は、距離にして約2.5km。福生市一番の桜の名所となっています。

また、開催期間中は夜桜のライトアップも行います。

様々なイベントも開催されますので、スケジュールを確認の上お出かけください。

詳細は下記チラシをクリックして、拡大PDFをダウンロード(2MB)してご覧ください。

リンク
福生市観光協会公式ウェブサイト「第34回ふっさ桜まつり」